診察待ち時間に関するお詫びと理由について
当クリニックが開院してから、早いもので来月には1年半になります。
開院前には大変不安な気持ちもありましたが、お陰様で多くの患者様にご来院いただき、新規患者様にもご期待をお寄せいただくことが増えてまいりました。
患者様からのご期待に応えられるよう気を引き締める一方、最近では診察待ち時間が長くなることが多くなっております。当クリニックでは予約優先にて診療を行っておりますが、ご予約をいただいた場合でも前の患者様の診察状況により、大変お待たせしてしまう場合がございます。
お忙しい中、ご予約をとってご来院いただいている患者様にとって、長い待ち時間が発生してしまうことは大変なご迷惑であると承知しております。本当に申し訳ございません。
待ち時間のご負担を軽くするように取り組んではおりますが、その一環として、「どうして、これほどの待ち時間が発生してしまうのか?」をきちんとご説明することも大切なのではないかと思い、当記事を掲載することといたしました。ご一読いただけますと幸いです。
ご予約でも最大3時間ほどの待ち時間がでることがあります。
現在、大変多くの患者様にご来院いただいており、ご予約をいただいている場合でも午前10時を過ぎたあたりより待ち時間が発生することが多くなっております。(初診・再診問わず)
午前診療で最大3時間程度、午後診療で最大2時間程度の遅れが発生することもございます。
予約枠を調整して患者様が集中することを出来るだけ避けるなどの対応は行っているものの、クリニック休憩時間を短縮して診療を行っている状況になっています。
「どうしてそんなに時間がずれ混んでしまうの?」
めまい、耳鳴り、難聴の原因は大変多岐に渡っています。その原因の特定は常にスムーズに進むとは限らず、患者様からの聞き取りをもとに一つ一つの可能性を探っていく作業となる場合も少なくありません。
詳しい症状、発症時の状況、普段の生活習慣、持病の有無などなど、その聞き取りは広い範囲に及びます。事前にご記入いただいている「問診票」にてある程度はお伺いしているものの、めまい・耳鳴り・難聴にはご高齢の患者様が比較的多いこともあり、どうしてもお時間が掛かってしまうことがあります。
そのような場合に「時間が掛かり過ぎるから・・・」と、ある程度の時間で割り切っていくことも一つの対応であるのかも知れません。
しかし、当クリニックにご来院される患者様の中には、いろいろな病院をまわり、様々な検査を受け、それでもなかなか原因が見つからなかったり治療が進まなかったりという経験をされてきた方が多くいらっしゃいます。
そういった患者様のまさに「藁をも掴む」ようなお気持ちに対して、「最後の砦になりたい。」という理念を掲げて当クリニックを設立いたしました。
例え時間が掛かってでも、何らかのヒントを得たい。結果として明確に原因が分からなかったとしても、患者様の不安なお気持ちに寄り添っていきたい。そういった思いを持って日々の診療にあたっております。
引き続き改善策は検討してまいります
とはいえ、患者様にとって待ち時間は大変負担になることも充分に承知しております。今後とも少しでもそのご負担を軽減していけるような対策、対応を引き続き模索してまいります。
患者様におかれましては、誠に勝手なお願いではございますが、なるべくお時間の余裕を持ってご来院いただけますと幸いです。
患者様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒事情をご賢察の上、ご理解ご協力をいただけますよう宜しくお願いいたします。