受診の際のお願い
①当院は基本予約制です
当院では、基本予約制としております。初診・再診とも出来るだけ前日までにご予約のうえご来院下さい。
■予約無しでご来院いただく場合、予約状況によっては診療時間内の診察が出来ないことから、後日に診療日をご変更いただくようお願いすることがございます。
■ご来院当日にお電話いただいても、予約状況によりご予約がお取りできない場合がございます。
なおWEB診療予約では、予約に空きがあればご来院の1時間前までご予約可能です。是非ご利用ください。
来院時はお時間に余裕を持って
当院はめまい・耳鳴り・難聴の専門外来として、より詳しい問診や検査を行っております。
そのため、一般的な耳鼻咽喉科と比較して時間を要することがあり、最大3時間待ちとなる場合もございます。なるべくお時間に余裕を持ってご来院下さい。
以下もご一読いただけますと幸いです。
②問診票をご記入・ご持参ください
めまい・耳鳴り・難聴の原因を探り、治療方針を考えるうえで、患者様のお話を詳しくお聞きすることは大変重要です。そのため、寺本クリニックでは病状から日常生活に関するものまで、少しボリュームのある問診票をご用意しております。
しかし、ご来院されてからでは「急に聞かれても、すぐには思い出せない・・」ということもあるかと思います。
そこで、ご来院前に問診票を印刷していただき、ご自宅でゆっくり落ち着いてご記入いただいたものをご持参いただくことをお薦めしております。
問診票はこちらから
めまいの症状のみがある場合(耳鳴り・難聴なし)
耳鳴り・難聴のみがある場合(めまいなし)
めまい・耳鳴り・難聴の全てがある場合
③その他のご持参いただきたいもの
めまい・耳鳴り・難聴の原因にはいろいろなものが考えられます。もし他院で診察を受けられたことがある方は、是非その際のデータをご持参ください。原因を探るうえで、重要なヒントとなる可能性があります。
検査データ | ・内科の検査データ ・血液検査のデータ |
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画像診断データ | ・他院でCTやMRIを受けられた方は、そのデータをご持参下さい。 |
内服薬について | ・いま内服しているお薬があればお知らせ下さい。 |
めまい・耳鳴り・難聴の専門クリニック
当クリニックは「めまい」「耳鳴り」「難聴」の治療とそのリハビリテーション、「補聴器のご相談」の専門外来です。
「めまい」の検査・診断から治療・リハビリまで、一貫して取り組みます
めまい、ふらつき感、平衡障害を訴えとして医療機関を受診される患者さまの割合は多く、「めまい」は「頭痛」に次いで多い訴えと言われています。しかし実際めまい、ふらつき感のある患者さまを診察し、検査をおこなって診断し、患者さんの状態を客観的に評価して、さらに戦略的に治療をおこなう専門機関が非常に少ないと思います。
実際、患者さまは一般耳鼻咽喉科を受診し、脳神経外科的なMRIなどの画像診断学的検査をおこなって「脳のめまいではない」と言われ、いわゆる「めまい症」と診断を受けますが改善せず、そこで一般内科の先生にご相談されたり、脳神経内科を受診されたり、眼科を受診されたり、心療内科を受診されたり、女性の患者さまは婦人科を受診されるような、「好まないドクターショッピング」をせざるを得ないことがみられがちです。受診の結果はどこでもはっきりと診断がつかず、そのため思うように改善もせず、「私のめまいはいったい何なんだろう?」と行き場を失っておられる「めまい難民」の患者さまが多くいらっしゃいます。
治療に関しても通り一辺倒の抗めまい薬の処方のみに留まっておられる患者さまが多くみられます。疾患の病態に伴った治療薬、再発予防薬の内服、さらには日常の食事、環境、生活習慣の改善に踏み込むことが必要となります。
さらにはめまい、耳鳴りふらつき感に対して体動方法、積極的なリハビリ指導をおこなうことも治療、再発予防に対しては当然重要なことだと考えます。
これらを一つのクリニックが一貫して責任を持って取り組むことこそが真のめまい、ふらつき治療だと考えます。われわれはこれをクリニック開設の基本的理念としておこなって参りたいと思います。
耳鳴り、難聴治療を積極的におこないます
特に耳鳴り患者さまはご経験があるかもしれません。一般耳鼻咽喉科を受診され「耳鳴り」のことをご相談されても「耳鳴りは私(先生)もしている」「気にするな」「歳のせいだからなぁ」「治らないよ、、」と言われことがあります。そう言われてしまうとどうしようもなくなって諦めざるを得ない患者さまが多くおられます。
難聴に関しても、急に生じた難聴については治療方法があるものの、その後に残存した難聴、慢性の難聴についてはなかなか治療方法もなく、「補聴器でも(••)しようか?、、」と言われてしまうことがあります。
ほとんどの耳鳴りは自分にしかきこえない雑音であります。また難聴も他人が見てわかるような身体的異常ではありません。これらはどちらも自分にしかわからない疾患であり、客観的に評価する方法が少なく、自分にしかわからない障害、不自由、ストレス、苦痛、悩みを持っておられる方が多いと考えます。
当院ではこれら他人にはなかなか理解してもらえない病気の状態をできる限り客観的に評価をおこなう検査を心掛け患者さまにもその結果を還元して改善治療に役立てたいと考えます。
もちろん難聴患者さまには積極的に補聴器装用に取り組んでいただこうと思います。それには補聴器業者だけではなく、医師も、看護師もワンチームで担当することが必要であるという理念を持っております。
また、耳鳴り治療に対しても薬物療法、音響治療ともに積極的に取り組んでいくことを目指しております。